七五三の撮影でおすすめの名古屋のこども写真館8選

七五三は日本の伝統行事のひとつです。平安時代に行われていた儀式が由来といわれており、江戸時代までは武家や商人など限られた身分の人たちの間で行われていました。明治時代に庶民にも七五三の存在が知られると、大正時代には現在の形の七五三が行われるようになり、現在に至ります。

現代でも親にとって大きなイベントのひとつですが、七五三の衣装や写真撮影に悩む人も多いでしょう。特に着付けはネットの知識だけでは補完しきれない部分も多く、自力ですべての準備を済ませるのは非常に困難です。

そこで、今回は名古屋在住者向けに、七五三の撮影におすすめのこども写真館についてご紹介します。

アイムココ

アイムココは、名古屋市を中心に展開しているフォトスタジオです。店舗は名古屋市内に3店舗あり、アイムココファミリー緑店は市営バス緑保健所前から徒歩2～3分ほどで到着します。駐車場も完備されているため、アクセスは良好といえるでしょう。

七五三の撮影以外にも、卒入園や入学、成人式などの子どものイベントに合わせたフォトメニューを各種用意しています。そのため、七五三に限らず長く付き合っていけるフォトスタジオを探している人におすすめです。

アイムココの口コミ・評判を集めてみました

アイムココの七五三プラン

七五三

撮影全データプラン　\29,800~（税別）
撮影したすべてのデータ
着付けやヘアセットのお支度
数多くの衣裳を選択できるプラン
A4のフォトなどの特典付き！

公式サイトで詳細を見る

前撮りキャンペーン

アイムココでは、七五三の前撮りキャンペーンを行っています。前撮りとは、七五三とは別の日に行う写真撮影です。

前撮りは、準備や時間の制約を気にせず写真撮影を満喫するために行われます。前撮りはリラックスした雰囲気で写真撮影ができるため、より自然な表情や姿を記録することが可能です。写真撮影の際は、伝統的な七五三の衣装以外にもおしゃれな衣装が多数用意されており、子どもの個性を最大まで引き出してくれます。

また、前撮りでは家族写真の撮影も可能です。衣装は普段着でも問題なく、家族の思い出を残すにはピッタリといえるでしょう。

ちなみに、前撮りキャンペーンでは七五三の衣装をお値打ち価格でレンタルできます。お得な値段で写真撮影が行えるのも、アイムココの前撮りキャンペーンの魅了です。

撮影準備、ロケーションも充実

七五三の撮影準備や写真を撮るロケーションが充実しているのもアイムココの強みです。衣装選びに悩むことがあっても経験豊富なスタッフが相談に乗り、着物の着付けやヘアセットなども専属のスタイリストたちが行ってくれるため、安心して仕事を任せられます。

写真も写真館内のスタジオだけでなく、神社などロケーションにこだわった撮影が可能です。アイムココファミリー緑店では自然光が差し込むガーデンスタジオでガーデンフォトの撮影ができます。

また、写真を撮るのは七五三やベビーフォト、誕生日など子どもを対象とした撮影経験が豊富なプロのカメラマンです。ちょっとした出来事で不機嫌になりがちな子どもの機嫌を保ったまま、楽しい撮影を心掛けてくれるため、最初から最後までスムーズに写真を撮り続けられるでしょう。

アイムココの七五三写真

アニバーサルスタジオ

名古屋市にあるフォトスタジオは多数ありますが、七五三の撮影であればアニバーサルスタジオもおすすめです。アニバーサルスタジオは、人生の素晴らしい瞬間をドラマチックに切り取るのを目標に、思い出を目に見える形に残す手伝いをしてくれます。

スタジオの設立から17年が経っている現在でも多くのユーザーがアニバーサリースタジオを選択しているのは、スタッフたちが常にユーザーに寄り添ったサービスを提供しているためです。七五三以外のイベントや行事の撮影も行っており、夏場には浴衣の着付けキャンペーンも展開しています。

アニバーサルスタジオの口コミ・評判を集めてみました

アニバーサルスタジオの七五三プラン

七五三

撮影料＋5カットアルバム 49,258円（税込）
多ポーズ撮影＋衣裳着放題＋美容のお仕度＋六切写真1枚＋購入カットデータ

公式サイトで詳細を見る

豊富な衣装

七五三の衣装は着物が一般的ですが、昨今はドレスやスーツなど、かなりバラエティ豊かになっています。アニバーサリースタジオでも、かっこいいから可愛いまで、さまざまなジャンルの衣装が揃っており、子どもも親も気に入る衣装が必ず見つかるでしょう。

女の子の場合、七五三を迎える頃になると服装や髪型などのおしゃれに興味関心を抱くようになります。そんな彼女たちが一番輝く姿を写真に残すのを、アニバーサリースタジオは全力でサポートしてくれるでしょう。

もちろん、男の子の衣装も豊富です。普段はやんちゃな男の子も、着物を着てカメラを向けると不思議と表情が引き締まります。そんな男の子が成長した瞬間を、必ずカメラに収めてくれるでしょう。

家族愛パック

写真は一瞬の風景を未来まで残してくれる存在です。アニバーサリースタジオでは、家族の一瞬の風景を記憶だけでなく、記録として残すために家族愛パックと呼ばれるサービスを提供しています。

家族愛パックとは、その名のとおり七五三の写真撮影を行う際に、子どもたちだけでなくご両親も一緒に撮影を行うサービスです。通常であれば、ご両親のほとんどは七五三のときはスーツやワンピースを着ていると思いますが、アニバーサリースタジオでは着物衣装の貸し出しも行っています。

全員で伝統的な衣装に身を包んで残す写真は、家族の絆をより強固なものにしてくれるでしょう。家族写真の撮影後は夫婦のツーショットの撮影も行っているため、興味を持った人はぜひ調べてみてください。

アニバーサルスタジオの七五三写真

フォトハウスMerci

フォトハウスMerciは、2022年10月にオープンしたばかりのフォトスタジオです。写真撮影の際は柔らかな自然光を利用する、小物も本物のアンティークだけを使用するなど、最高の写真を撮るためにさまざまなこだわりを持っています。

当日利用可能な割引券が当たるくじ引き大会など、季節ごとにイベントも行っているのもフォトハウスMerciの特徴です。イベントの開催日時などの詳細情報はInstagramの公式アカウントから確認可能なため、フォローすることをおすすめします。

フォトハウスMerciの口コミ・評判を集めてみました

フォトハウスMerciの七五三プラン

七五三

全カットデータ付き 41,500円
撮影料込、約80カットのデータ

公式サイトで詳細を見る

スタイリストによるコーディネート

フォトハウスMerciでは、プロのスタイリストによるトータルコーディネートを受けられます。用意されている衣装は京都の西陣織からノーブルな雰囲気が漂うドレスまで、多種多様です。写真に映える質感や素材にこだわっており、七五三という子どもの記念日を鮮やかに彩ってくれます。

小物やヘアメイクを含めたコーディネートを担当するのは、経験豊富なスタイリストたちです。子どもの個性に合わせて、撮影時に最適なスタイリングを行ってくれます。撮影場所も本物のアンティークによって唯一無二の世界観が醸し出されており、飽きっぽい子どもでも楽しく撮影ができるでしょう。

シアタールームでの上映会

写真撮影終了後、フォトハウスMerciではシアタールームでの上映会を行っています。撮影した写真をその日のうちに、大画面で映し出しながら家族で楽しめるのはフォトハウスMerciの大きな魅力です。通常のアルバムでは味わえない感動があり、子どもの成長ぶりに涙を流す親もいます。

ちなみに、シアタールームで上映会を行っている間にティータイムを楽しむことが可能です。1日の疲れを癒しながら、充実した家族の時間を過ごしましょう。

フォトハウスMerciの七五三写真

【その他】七五三の撮影でおすすめの名古屋のこども写真館一覧

まとめ

七五三は地域によって行われる回数が異なるなど、写真撮影のタイミングはまちまちです。しかし、親にとって子どもの成長を改めて認識する大きな行事、イベントであることに変わりはありません。そのため、信頼して仕事が任せられる写真館を費用や衣装、さまざまな要素から総合的に判断するようにしましょう。

今回取り上げた写真館は、いずれも名古屋トップクラスの優良店ばかりです。見積もりの相談も行っているため、興味のある人は電話、または公式サイトの問い合わせフォームから連絡してください。

名古屋の七五三スポット

せっかく七五三の写真を撮影するなら、衣装が映える場所を選びたいですよね。ここからは、名古屋でおすすめの七五三スポットをご紹介させていただきます。

熱田神宮（あつたじんぐう）

「熱田さん」と呼ばれ親しまれている熱田神宮は、三種の神器としても有名な草薙剣（くさなぎのみつるぎ）を祀っており、天照大神（アマテラスオオミカミ）を主祭神とする神社です。

神宮前駅から徒歩10分の場所にあり、また西門・東門・南門それぞれに駐車場が設けられ、400台ほど駐車できるようになっているため、電車と車、どちらでもスムーズに参拝できるでしょう。

上野天満宮（うえのてんまんぐう）

上野天満宮は平安時代の中期ごろ、安倍晴明の一族が菅原道真を崇拝して創建された歴史のある神社で、毎年多くの七五三詣の参拝客でにぎわっています。境内には2体の「なで牛」が置かれており、この像の頭をなでると賢くなるといわれています。

なお祈祷については、当日昇殿して祈祷を受けるか、依頼のみであれば神主が翌朝、祈祷するかたちになるでしょう。

尾陽神社（びようじんじゃ）

名古屋城の築城300年を記念して創建された尾陽神社では、天照大神をはじめ、尾張藩の最初の藩主である徳川義直と、最後の藩主である徳川慶勝を御祭神としています。

祈祷の予約は、電話やメールから受け付けています。

塩竈神社（しおがまじんじゃ）

塩釜神社は、製塩の技術を伝えたとされる鹽土老翁神（シオツチオヂノカミ）を御祭神として祀っており、安産や虫封じなどのご利益で有名です。七五三シーズンになると美しい紅葉が見られるため、写真の見栄えもよりよくなるでしょう。

愛知縣護國神社（あいちけんごこくじんじゃ）

こちらの愛知縣護國神社は、戊辰戦争で戦死した尾張藩士を、藩主である徳川慶勝が神霊として祀ったことがはじまりとされています。その後も、大東亜戦争で亡くなった地元ゆかりの英霊を護国の大神として祀り、平和と繁栄、幸せを祈るための神社として地域に愛されてきました。

七五三詣では、子どもの健康で知恵深き成長を祈り、幸せな人生を祈祷しています。

山田天満宮（やまだてんまんぐう）

菅原道真が御祭神の山田天満宮は、四大将軍徳川家綱公が教育・学問を世に広めるために推奨し、当時の尾張藩主・徳川光友がその文教政治を重視したことがきっかけとなって創建された神社です。境内には、健康や学業成就にご利益のある「なで牛」や「方向祈願牛」が置かれているので、お子さんのすこやかな成長と学業成就を祈るといいでしょう。

ご祈祷は催事により受付できない場合もあるので、電話予約を取ることをおすすめします。

成海神社（なるみじんじゃ）

成海神社は、朱鳥元年（西暦686年）に草薙剣が熱田神宮に鎮座された際、日本武尊（ヤマトタケルノミコト）の縁由によって鎮座されたという伝承があります。そのため日本武尊を主祭神とし、妃神の宮簀媛命（ミヤズヒメノミコト）と、その兄神である建稲種命（タケイナダネノミコト）が配祀されています。

名古屋市内という立地にありながら自然豊かな環境になっており、境内は開放感があり清々しさを感じられるでしょう。七五三シーズンは、土・日・祝日に祈祷を随時受付しており、平日は要予約となっています。

名古屋の七五三の費用相場

七五三の撮影ができる写真スタジオは、個人経営のほかにも、愛知県内や中部地方、さらには全国展開している店舗もあります。場所によって、雰囲気はもちろん、価格やサービス形態も異なります。

名古屋での七五三を撮影する費用の相場は、個人経営だと、20,000円から30,000円が一般的です。その費用の中に、アルバム制作費やデータ費用が含まれていることが多いでしょう。

一方で、複数の店舗を展開している写真スタジオでは、撮影費は0円やワンコインの500円に設定していることもあります。ただし、アルバム作成や、データなど、商品をプラスで購入するプランになっていることが多いです。

撮影場所についても、写真スタジオだけではなく、神社への出張をしてくれることも多いです。価格は10,000円代から50,000円台と、写真スタジオによって異なるため、よく調べることをおすすめします。

撮影時には、衣装のレンタル以外にも、小物や髪飾り、着付けも必要です。それらを、すべてセットにしたメニューもあります。写真のカット数によっても金額は異なり、1カットから100カット以上など、写真スタジオによって異なります。

一般的には、写真はデータで受け取れることが多いですが、CDで受け取れることもあります。また、アルバムや写真集、プリントアウトのみなどによっても、費用は変わってくるでしょう。

七五三撮影の時期はいつ？

七五三は、毎年11月15日と決められていますが、ちょうどその日に撮影することは難しい場合が多いでしょう。そのため、早めの9月ごろに撮影する前撮りや、11月中旬以降、1月から2月までの期間に、後撮りするケースも多くあります。

撮影する日を、お参りと別にすることで、子どもの負担も軽減されます。さらには、時期をずらすことで、予約が取りやすくなり、価格が安くなるところもあるので、調べてみるとよいでしょう。

子どもが三歳になっていない場合は、着物を着ることを嫌がる場合が多くあります。そのため、先にお参りをすませて、三歳になってから写真スタジオなどで撮影をしてもよいのではないでしょうか。

また、七五三の撮影は、子どもの成長を考慮し、数え年と満年齢のどちらでも問題ないでしょう。兄弟姉妹がいるのであれば、どちらかの時期に合わせて、一緒に着物を着させるケースも多くあります。

貸衣装では、平均的な身長のサイズが用意されていることが多いでしょう。そのため、子どもの成長によっては、大きすぎることや、逆に袖や裾が短すぎてしまうなど、サイズが合わない場合も出てきます。そのため、撮影時期については、子どもに合わせて行うことも、大切なポイントです。

七五三撮影の写真館を選ぶポイント

名古屋にある写真スタジオは、神社の近くにあり、お参りの撮影が比較的しやすい、という特徴があります。そのため、スタジオのカメラマンが一緒に同行して、お参りの様子を撮影できるメニューが用意されていることが多いでしょう。

写真スタジオによって、雰囲気や用意されている衣装は異なります。また、ヘアメイクや着付サービスについて、セット内に含まれているのか、プラス料金なのかも、事前に確認することをおすすめします。

衣装は、スタジオの雰囲気に合わせて用意されていることが多いので、好みにあったものがあるところを選ぶとよいでしょう。ホームページに、スタジオ内や、記念写真を掲載しているところが多いので、確認してみてください。

写真スタジオによっては、事前に見学できるところもあります。可能であれば、スタジオの雰囲気や衣装を、実際に見てみるとよいでしょう。

撮影プランは、写真館によってさまざまです。特別な日にしか利用しないため、料金設定については、詳しくない人の方が多いでしょう。

あまりにもプランが多いと、選ぶのに時間も労力も費やすことになってしまいます。プランは少な目で、きちんとした説明をしてくれることはもちろん、親切なところは、口コミや評判もよいところが多いでしょう。

写真館によって異なる撮影メニュー

撮影したカット数に応じて、価格は異なりますが、基本的にデータを受け取れるサービスが主流です。写真スタジオによっては、プラス料金を支払うと、CDで渡してもらえることもあります。データだけではなく、アルバムや台紙、フォトブックにしてくれるサービスもあります。

しっかりと家族写真を撮りたい場合は、写真スタジオで撮影したほうがよいでしょう。なかには、貸し切りで撮影できるところもあります。

着付やヘアメイクは、写真館によって、可能なところがあります。また、衣装の持ち込みで、価格が変わる場合もあるので、事前に確認しておくとよいでしょう。また、思い出の品も一緒に撮影してくれるところもあります。

七五三の撮影においては、複数の衣装を着用させてもらえるサービスもあります。基本的に和装が多いですが、なかには、洋装での写真を希望する子どももいるでしょう。そのため、どちらにも対応しているスタジオを選ぶことをおすすめします。

撮影する際には、子ども用のヘアメイクをする写真スタジオも多くあります。大人のように、きっちりするわけではないですが、より可愛く撮るためにも、プロにお任せすることを、おすすめします。そのため、ヘアメイクのサービスがあるかも確認しておきましょう。

名古屋市内でおすすめの七五三スポットは以上となりますが、いずれも長い歴史のある神社で、子どもの健康や幸せを叶えるパワースポットらしさを感じさせますね。七五三詣の祈祷の受付については、神社によって対応が異なるので注意しましょう。