七五三や入園入学といった子どもの記念日の写真は、おしゃれにかわいく撮影したいという方が多いのではないでしょうか。写真スタジオのセットや小物を使っても素敵に撮影できますが、お気に入りのアイテムを持ち込めば、より想い出に残る写真を撮影できます。この記事では、子ども写真の撮影におすすめの持ち込みアイテムと注意点を紹介します。
ほとんどのスタジオが持ち込み可能
子どもの写真撮影が対応できるスタジオのほとんどは、アイテムの持ち込みが可能となっています。ただし持ち込みを希望するときには、持ち込めるものや料金が異なるため、事前に写真スタジオに確認しておきましょう。
オリジナリティあふれる写真を撮れる
自宅で使っているお気に入りの品や、子どもと一緒に写真に残したいアイテムがあれば、ぜひ持ち込みましょう。子どもは日々成長するため、節目に撮影した写真はあとから振り返ったときに、成長を感じられる想い出の品になります。持ち込みアイテムと一緒に撮影すれば、オリジナルの成長記録を残せるでしょう。
持ち込めるアイテムを確認しよう
撮影の申し込みをするときに、持ち込み可能かどうかを聞いておきましょう。大きすぎるものや子どもの気が散ってしまうもの、またお菓子などの飲食物は、撮影の妨げになる可能性があるため、持ち込み不可となっている場合もあります。
持ち込み料が発生する場合も
小物については問題なく持ち込めても、撮影に使う衣装を持ち込む場合は別途料金が発生する場合があります。申し込みの際の契約書などに記載があるため、必ず確認しましょう。一度の撮影で着用できる衣装の数も、写真スタジオや撮影プランによって異なります。決められた時間内に撮影が終わるよう、衣装の点数などは無理のない範囲で決めましょう。
写真をおしゃれにするおすすめアイテム
ちょっとした小物を準備して持ち込むだけで、子どもの写真は一段とおしゃれな仕上がりになります。子どもならではのかわいらしさや、成長を感じられるアイテムがおすすめです。ここからは、写真撮影のときに映えるアイテムを紹介します。
造花やドライフラワー
造花やドライフラワーは、写真に明るさと華やかさをプラスしてくれます。撮影する季節に合わせた花を選ぶとよいでしょう。衣装と色合いを合わせたり、ブーケにしたりすると、おしゃれな仕上がりになります。また、簡単な作りの造花なら100円ショップなどでも購入できるため、気軽に用意できます。
ぬいぐるみ
子どもならではの撮影アイテムといえば、ぬいぐるみです。かわいいぬいぐるみを撮影用に用意するのもよいですが、普段から使っているお気に入りのものを持ち込めば、大きくなって写真を見るときに、家族で想い出話をするきっかけにもなります。また、大事にしていたぬいぐるみは手放しづらいという人も多いですが、写真に残すことで気持ちの整理がつき、手放すきっかけになることもあります。
フォトプロップス
子どもの写真だけでなく、卒業式や結婚式でもよく使われるフォトプロップスも、人気の持ち込みアイテムです。何本かセットになって販売されているものを利用すれば、簡単に準備できます。また、画用紙やマスキングテープ、リボンなどを使って手作りすることも可能です。子どもへのメッセージを書き込んだり、子ども自身に絵をかいてもらったりすれば、家族で一緒に楽しく撮影準備できるでしょう。
着物などの衣装を持ち込みする際の注意点
撮影小物だけでなく、七五三の着物などの衣装を持ち込む場合は、事前に必ず撮影スタジオに問い合わせをしましょう。また、持ち込む衣装については、次のポイントに注意しましょう。
着物の状態を事前にチェックしておく
持ち込む着物は、事前にチェックしておくようにします。とくに着物は湿気に弱いので、通気性の悪い状態で保存していたり、虫干しをしていなかったりすると、生地が傷んでしまっている場合があります。撮影当日に慌てないためにも、撮影日の数週間前には、たんすから出し、着物ハンガーなどに広げましょう。その際、大きな汚れを見つけた場合には、着物専用のクリーニングに出しておきましょう。
半衿付けを済ませておく
着物の下に着る襦袢の衿元に半衿をつける場合は、自宅で縫い付けまで済ませた状態で持ち込みましょう。基本的には、着付けの場面での縫い付けはしてもらえません。着物の準備に気を取られていると、襦袢(じばん)の用意を忘れてしまいがちなので、きちんと縫い付けまで済ませましょう。また、準備ができた襦袢は、着物と同様に着物ハンガーなどにかけ、しわを伸ばしておきましょう。
和装小物もそろえる
草履やバッグ、髪飾りといった小物の準備も忘れないようにしましょう。帯締めや帯揚げは、傷が入っていないか確認しておきます。また、写真スタジオによっては、小物だけのレンタルをしていたり、ヘアメイクの際に髪飾りを貸し出してくれたりするところもあります。衣装を持ち込む場合は荷物が多くなってしまい、子どものお世話も大変になるため、レンタルできるものは上手に活用するとよいでしょう。
まとめ
子どもの写真撮影は、子どもにとって想い出に残るだけでなく、家族にとっても大切な宝物になります。ぜひいろいろなアイテムを持ち込んで、おしゃれな写真を残しましょう。手作りアイテムを準備する場合は、子どもと一緒に用意すると、撮影当日までわくわくしながら時間を過ごせます。オリジナルの持ち込みアイテムと素敵な写真で、子どもの記念日を笑顔でお祝いしてください。